実際に口座を開設して比べてみました
FX取引会社はどうやって選べばいいのか
Windows対応 Mac にも対応
■FX会社の信頼性
FX会社には資金の分別管理の義務や信託保全の制度はありますが、銀行の預金者保護のような法的制度はなく万一破綻したときの不安はどうしても拭いきれません。こればかりはどうしようもないことで自分自身の目で信頼できる会社かどうかを判断するしかありません。1社だけで取引するのではなく複数の会社に分散させるのも1つの防衛策です。
■取引システムの違い
FXネットトレードでは専用ソフトを使用する会社とブラウザを使用する会社に大きく二分されます。GFTやSAXOなどの専用ソフトは多機能で取扱通貨ペアも多いため人気はありますが完全に日本化されているわけではなく初心者には少々使いづらい面があり基本的には経験者向きといえます。一方のブラウザは動作が軽く何もインストールする必要がない手軽さが特徴でMacでも動作が可能な会社も数多くあります。ブラウザとソフト、どちらがよいということではなく好みの問題といえます。
■もはや手数料無料はあたりまえ
ここ最近、手数料が無料の会社が急速に増えてきました。たとえ手数料が無料でもスプレッドが広ければ結局は手数料ありの会社とかわりませんが、手数料が無料でもスプレッドが1銭〜という超格安の会社も登場してきています。これから先このようなコスト面で有利な会社がますます増えてくる思われますので、いろいろな会社を調べて自分に合った取引先を探してみるのがよいでしょう。ここでは手数料無料の会社のみを紹介していくことにします。
■メイン口座にはこの会社が最適
はじめて口座をつくるのなら、まずは会社の信用があり安心して取引ができる会社を選ぶべきでしょう。ニュース配信などの各種為替情報がそろっていて安定した取引システムで運営している FXプライム と 外為どっとコム の2社が最適の候補かと思います。
FXプライム Mac対応
ジャスダック上場。しかも伊藤忠グループという大看板がありますので安心して取引ができる会社です。スプレッドは固定されているため指標発表やニュースなどで相場急変時でも安定したプライスが提示されるのが特徴です。他社のようにスプレッドが大きく広がるということはまずありません。マーケット情報も豊富に揃っていてどの情報を見るか選ぶのに迷ってしまうくらいです。口座申し込み後は身分証明書の画像をメールで送信するだけで簡単に手続き完了です。いつでもスプレッドが安定している信頼できる会社。
取引手数料無料
取り扱い通貨 12通貨ペア
信託保全 みずほ信託銀行
外為どっとコム Mac対応
業界大手。知らない人はいないほど有名で実績のある会社。毎月多彩なセミナーが開催されていて、2007年には竹中平蔵氏やミスター円こと元大蔵省財務官 榊原英資氏の講演もあり大盛況でした。外為どっとコムには「ネクスト総合口座」と「FXトレード口座」の2種類のシステムがありますが手数料が無料なのは「FXトレード口座」のほうだけです。どちらを選んでもニュースはもちろんチャートなどの機能面は充実していて、この会社からFXをはじめられた方も多いはずです。
取引手数料無料 (FXトレード口座)
取り扱い通貨 12通貨ペア
信託保全 住友信託銀行
■取引に慣れてきたらセカンド口座開設へ
メイン口座での取引に慣れてきたらコスト面で不満を感じるようになるかもしれません。なぜなら、より小さなスプレッドを提示している他社のことが気になってくるからです。それはあたりまえのことでFXの投資家はたいてい複数の口座を開設しているものです。メイン口座選びでは何よりも会社の信用度を最重要視し情報量や取引の安定性をも求めましたが、セカンド口座選びではすでにメイン口座で為替情報やニュースを得ることができますのでコスト面+αで選ぶこととなります。
USD/JPY EUR/JPY GBP/JPY AUD/JPY NZD/JPY FXプライム 4p 4p 10p 6p 8p 外為どっとコム 4p 5p 9p 5p 8p 外為オンライン 1p 2p 5p 5p 6p MJ Spot Board 0.8p 2p 5p 4p 5p みんなのFX 1p 2p 5p 5p 6p マネーパートナーズ 2p 4p 8p 3p 8p 外貨ex 1p 3p 6p 4p 6p FX ZERO 1p 2p 4p 4p 4p
各社が公表するスプレッドの比較を表にしましたが実はそれほど意味はありません。というのも常に上記のスプレッドで固定されているわけではなく、そのときの状況によりスプレッドが変動してしまうからです。とくに相場が荒れている局面では2〜3倍に広がることも珍しくありません。これはスプレッドの提示が小さい会社ほど顕著ですが、唯一 FXプライム だけはスプレッドが固定のため崩れることはありません。
外為オンライン Mac対応
ミスター円 榊原英資氏が特別顧問
USD/JPYでスプレッド1銭〜を実現させている会社は他にもありますが「外為オンライン」のすぐれている点は案外スプレッドが広がらないというところにあります。コストの安さを重視する方にとってこれは重要なポイントとなります。以前は「MJ」や「みんなのFX」と肩を並べていた感がありましたが信託保全先が三井住友銀行に変更になったことも合わせ一歩も二歩も抜き出た形となりました。低スプレッド会社の中では一番のおすすめです。
取引手数料無料
取り扱い通貨 24通貨ペア
信託保全 三井住友銀行
MJ Spot Board Mac対応
口座開設は書類郵送の必要もなくオンライン申し込み後に身分証明書の添付メールを送信するだけで完了。初回預入金も5万円からと低いので手軽にはじめることができます。取り扱い通貨ペアの種類も多く、トレール注文・時間成行注文など多彩な注文方法が可能な点は初心者だけではなく上級者にも満足できるはずです。チャートは好みに応じて画面分割ができシステムの操作性もよくオススメの会社です。ドル円スプレッド0.8銭などキャンペーンもあります。
取引手数料無料
取り扱い通貨 32通貨ペア
信託保全 新銀行東京
みんなのFX Mac対応
こちらもドル円スプレッド1銭〜で注目の「みんなのFX」はMJの「Spot Board」とほぼ同じシステムです。しかし両者にはそのときの状況に応じてスワップやスプレッドに多少の差はあります。両方の口座を開設しその時々にあわせて有利なほうを使い分けてみるのもひとつの取引の手法だと思います。操作は扱いやすく簡単なので初心者でも迷うことはないはず。またレバレッジの選択幅も多く外貨預金感覚でレバレッジ1倍の設定も可能となっています。
取引手数料無料
取り扱い通貨 16通貨ペア
信託保全 日証金信託銀行
マネーパートナーズ
ヘラクレス上場の会社。ブラウザからでもアプリからでも取引が可能なシステムですが、ブラウザからの取引は少々もの足りませんので多機能ソフト「HyperSpeed」で取引をすることになるでしょう。マネーパートナーズは他社のようなスリッページのない約定能力の高さを誇っていますので確実性のある取引を望む方におすすめの会社です。100通貨から取引が可能な「FXnano」も登場。
取引手数料無料
取り扱い通貨 10通貨ペア
信託保全 SG信託銀行
外貨ex Mac対応
サイバーエージェント100%出資の「外貨ex」は1000通貨から取引ができますので初めての方でも安心して取引ができる会社です。ドル円スプレッドも1pで比較的安定しています。使い勝手のよいシステムで低スプレッドで安定しているおすすめの会社。Macもブラウザによっては動作可能です。
取引手数料無料
取り扱い通貨 10通貨ペア
信託保全 三井住友銀行
FX ZERO
まだ営業開始から日も浅く知名度はありませんが、ひまわりホールディングス100%出資ということでとりあえず安心はできます。信託保全先は三井住友銀行ですので証拠金の健全性という面でも心配ありません。取引ソフトは初心者にはやや難しい面があり中級者向きにも感じますがチャート画面からの注文ができたりと便利なソフトではあります。
取引手数料無料
取り扱い通貨 23通貨ペア
信託保全 三井住友銀行
情報量 機能の豊富さ 使いやすさ スプレッドの安定 コメント FXプライム ★★★ ★★★ ★★ ★★★ 多彩な情報でメイン口座としてオススメ 外為どっとコム ★★ ★★★ ★★★ ★★★ メイン口座としてすべての人にオススメできます 外為オンライン ★ ★ ★★★ ★★★ とにかく安定した低スプレッド MJ Spot Board ★ ★ ★★★ ★★ 低スプレッドでレバレッジ1〜400倍 みんなのFX ★ ★ ★★★ ★★ 外貨預金感覚でレバレッジ1倍もあり マネーパートナーズ ★★ ★★ ★★ ★★ 注文の通りやすさは群を抜いている 外貨ex ★ ★★ ★★★ ★★★ ドル円1pで比較的安定している FX ZERO ★ ★★★ ★★ ★ 多機能な取引ソフトが好みならいいかも
個人的にはセカンド口座おすすめNo.1 は 外為オンライン になります。しっかりとした信託保全先があり、低スプレッドのまま広がりを見せないところが気に入っています。
サイバーエージェントの 外貨ex も低スプレッドで安定していておすすめです。
ここで紹介している会社すべてに口座を開設しました。各社とも自己資本規制比率や信託保全という点におきましては問題はありませんので、安心して取引ができる会社だと思います。
自己資本規制比率 信託保全先 関連会社 FXプライム株式会社 422.3% (2008年8月末) みずほ信託銀行 伊藤忠商事 株式会社外為どっとコム 478.4% (2008年6月末) 住友信託銀行 株式会社外為オンライン 431.1% (2008年8月末) 三井住友銀行 ISホールディングス トレイダーズ証券株式会社 300.7% (2008年3月末) 三菱UFJ信託銀行 トレイダーズホールディングス 株式会社MJ 187.0% (2008年6月末) 新銀行東京 プラネックスコミュニケーションズ 株式会社EMCOM証券 228.8% (2008年8月末) 日証金信託銀行 ジャレコ・ホールディング 株式会社マネーパートナーズ 626.7% (2008年6月末) SG信託銀行 株式会社サイバーエージェントFX 572.9% (2008年8月末) 三井住友銀行 サイバーエージェント FX ZERO株式会社 271.5% (2008年6月末) 三井住友銀行 ひまわりホールディングス